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極端な症状も治療で治せる|躁鬱病を知って改善させよう

躁と鬱を繰り返す精神疾患

医者

分類と特徴

世界で6000万人が罹患していると言われている躁鬱病という疾患があります。双極性障害とも呼ばれます。これは、躁状態と鬱状態を繰り返す症状が現れます。躁状態とは、異常なほど気分が高揚した状態のことを指します。心身ともにエネルギーが満ち溢れることで活発に動き回り、性欲や食欲も亢進します。鬱状態とは、躁状態とは真逆にある状態のことを指します。異常に気分が落ち込み、無気力、ネガティブ、自殺願望まで現れます。この両極端な2つの精神症状を繰り返すのが躁鬱病と言われます。躁鬱病は双極1型障害、双極2型障害、気分循環性障害の3つに分類されます。一般的な躁鬱病とされているのが双極1型障害にあたります。仕事や私生活に支障が出ることが多く、再発を繰り返すのが特徴です。双極2型障害は双極1型障害よりも躁状態が軽いものになります。生活や人間関係に支障は出ますが、入院するほどではないのが特徴です。躁状態が軽度なため、うつ病との判別が難しいとされています。気分循環性障害は、軽度な躁状態と鬱状態が長期に渡って起きている症状を指します。これが何年も続いてしまうと1型や2型に移行する可能性もあります。

世界中で増加傾向にある

躁鬱病は併発症が多く、半数以上の患者に1つもしくは2つ以上認められます。最も多いのが依存症です。その他には過食症、パーソナリティ障害、パニック障害などがあります。依存症でよく見られるものは、アルコールやタバコ、薬物、カフェインやギャンブル、仕事などです。または、親や子に対しての依存も見られることがあります。中でも最も危険視されているのがアルコールやタバコ、薬物に対しての依存です。一度依存症になってしまうと、そこから抜け出すのは容易なことではなく、一生涯付き合っていくことになります。躁鬱病は世界で増加傾向にあると言われる疾患の第6位に位置しています。もっとも多く見られるのが25歳で、12歳以下で発症することは稀だと言われています。ですが、躁鬱病の低年齢化も危惧されているのも事実です。一卵性双生児での症状の一致が多くあるため、遺伝的要因が大きいのではないかと考えられています。生まれつき躁鬱病になるリスクがある人が、何らかの外的要因によって発生すると言われています。